こんにちは。
自死遺族専門カウンセラー向井はじめです。
「自殺は遺伝するのか?」という命題がありますが、果たして本当なのでしょうか?
人間の人生は、遺伝子に大きく影響していることは事実だとは思うのですが、例え遺伝によって決まっていたとしても後の人生は変えられる、と個人的に思いますので、今回は、「自殺が遺伝子によって決められていたとしても人生は変えられる」というテーマでお話します。
遺伝的に自殺に走りやすい家族とそうでない家族がいる
科学の世界では、自殺者が出る家系は、自殺者が出やすいのではないか?と長く議論され続けていたみたいです。
最近の考えでは、自殺を多く出す家系には単に心の病が存在するだけでなく、衝動的行動に突っ走る何かがあると見ている。
出典 自殺を多く出す家系の研究
確かに、研究データを見てみても、遺伝子と自殺企図にいは相関関係がありそうですが、次のようにも言われています。
遺伝子は後天的に突然変異することもある。
つまり、仮にそうだったとしても、この突然変異を起こせばいいのではないかというのが僕の結論です。
遺伝子を変化させる方法があるとしたら
では、遺伝子を突然変異させるためにはどのような方法があるのか?
その方法が実は瞑想なのです。
「瞑想(あるいは思考)が遺伝子と、そして細胞の構造そのものを変えていく」
出典 In Deep (旧)
スティーブ・ジョブズやヒラリー・クリントン、イチローなど、世界で活躍する成功者も瞑想を実践している人は多いみたいです。
また、アメリカでは瞑想を科学的な研究が進んでいて、心理学の世界でもまた見直されているものなのです。
瞑想のメリット
瞑想をすると、脳内はアルファー波という状態になります。脳内がアルファ波の状態になっていると、身体がリラックス状態になっていきます。すると、人間は、衝動を抑えることができるようになってきます。
また、
- 集中力が高まる
- 不安が和らぐ
- 思いやりの気持ちを育むことができる
- イライラが解消される
- 創造性が育まれる
- 幸福感が高まる
- 眠りが深くなる
- 免疫力を高める
などの効果もあります。
瞑想のやり方
- 落ち着いたスペースで、結跏趺坐、できない方はあぐらをかいて座ります。
- 座ったまま身体をゆらゆらさせて、全身の力を抜いていきます。
- 目は軽く閉じ、心を落ち着かせるようなイメージをもちます。
- 口を閉じて、4つ数えながら鼻から息を吸い込みます。
- 7つ数えながら息を止めます。
- 8つ数えながら口から息を吐ききります。
- 4.~7.を繰り返します。
時間は大体30分ほど。もしかしたら途中で寝てしまうかもしれませんが、寝ないようにしてみてくださいね。
1 Comment
たなか · 2017年10月25日 at 1:51 AM
私は遺族です。私は自殺についていろいろ何年と考えてきました。
そして自分なりのデータで自殺は イジメやパワハラ失恋 これはキッカケにすぎない気がしてなりません。
なぜなら環境が悪い家庭に育った 虐待されたパワハラされた。
それで みんなが自殺はしていません。むしろバネにして強くなる子もいます。 逆に恵まれていたら愛されていたら自殺しない!そんな事はありません。自殺する子はしてるんですね。なので自殺を止める方法があるとすれば
感情論では難しい。遺伝子研究でふせぐ事が進めばいいと思います。
で ここに はじめ様が書いてあるような事はよいと思いますが
マサカ マサカ 自分の子がそんな遺伝子を持ってるなんて何処で気が
つくでしょうか!子供の頃に学校や公共の何かの検査で事前に見つける
見つかる事の研究や理解が必要だと私は 冷静に考えて思います。
遺族は悲しみの中 いろんな感情論を言うのは本とに理解できますが
私も遺族です。なんでもウツだったからとか そう言う事ではない気がしてなりません。 まずはこの日本社会の自殺に対する意識を変える事が必要ですが この国はとくに欧米に比べたら自殺を美化します。
隣の国の行為を笑うように日本も先進国なら まず医学的な事も重視して
考える時だと思います。 でもそれはかなり難しいですね。
がんばってください。 はじめ様