こんにちは。
はじめです。
昨日、カウンセラーでもある彼女と夜な夜な電話で話していたのですが、
「相手の価値を高く見積もることで、自分の価値を感じることができる」
と名言が飛び出しました。
確かに、僕もそのとおりだと思います。
身内の自死や自殺未遂を経験した人の多くは、「どうせ私なんて…」と自分の価値を低く見積もる傾向があります。
生きづらさの原因って、自分自身とのコミュニケーションがあまりうまくないことにあったりします。
僕たちは24時間365日、自分自身とともに生きていますね。
朝起きて、「眠たいな」「でも起きなきゃ。」
とコミュニケーションすることもありますし、
お昼のランチで、メニューをみているとき、
「これ美味しそうだな。」「うん。これにしよう。」
とコミュニケーションすることもあります。
自分の自己価値が低いと、
卑屈になり、過小評価し、
「どうせ誰も私のことなんてわかってくれない。」
と落ち込み、一日一日がただつまらないものになってしまいます。
「なぜ生きているのか?」と答えのない質問に自問自答を繰り返し、余計に自分自身を傷つけ、苦しみの中に自分を閉じ込めてしまいます。
なぜ自分を苦しみの中に閉じ込めてしまうかというと、”罪悪感”があるからです。
罪悪感を多くの人は、悪と捉えがちですが、僕が言う罪悪感とは、
自分の間違いを認め、自分に誇りを持って生きていくための感情のことです。
なので、間違いは素直に認め、これから先、どのように生きていくか、同じ過ちを犯さずにどれだけ人の役に立てるかのエネルギーになっていくのが罪悪感なのです。
人の役に立つというのは、多くの人は、自分以外の誰かということを考えがちですが、まずは自分からです。
自らが、嬉しいと思えること、楽しいと思えること、気持ちいいと思えること、面白いと思えること、誇らしいと思えることをまずはやって、自分自身の役に立つことが人助けなんです。
これを基準にまずはゴールを決めましょう。
他にはない自分だけのゴールを。
たくさんのゴールを。
これが生きている理由になります。
どうせ生きるのならやりたいことをやりましょう。
嬉しい、楽しい、気持ちいい、面白い、誇らしいと思えるたくさんの何かを。
好きなだけ、飽きるまで。
飽きたら、またゴールを設定して、人生を楽しみましょう。
「人は鏡」です。
自分自身の投影なのです。
「相手の価値を高く見積もることで、自分の価値を感じることができる」と言った彼女の言葉は、人生を嬉しいものに、楽しいものに、気持ちいいものに、面白いものに、誇らしいと思えるものにするきっかけになるのです。
相手の価値を見出すことで、
それは、他でもない自分自身の世界を表している言葉になるのだから。