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こんにちは。
自死遺族専門カウンセラーの向井はじめです。

恋人が自殺してしまったとき、どのように現状を受け入れていいのかがわからなくなることがあります。

当カウンセリングルームでも、かつて別れを告げて、恋人に自殺されてしまったと相談をされてきた方もいらっしゃいます。

そこで今回は、恋人が自殺してしまったとき、どのように自分の心のケアを行えばいいのか?というテーマでお話します。

恋人は自殺ではなく、自死した

自死という言葉がようやく広まってきましたが、もともと自死とは、追い込まれた末の死という意味です。

何らかの原因で、自己肯定感、自分を大切に思う気持ちが失われてしまい、自死に至ったのです。

「誰にも責任はない。」という思いを込めた言葉なのです。

ですので恋人が自殺してしまったとき、自死という言葉の意味を思い出して欲しいのです。

決してあなたのせいではない、ということを忘れないでいて欲しいです。

責任はどこにあるのか?

ですが、「自殺した原因は、100%あなたの責任だ。」と遺族から責められてしまうこともあります。大切な家族を失った苦しみから、そのように発言される方も中にはいるようです。

本心では、恋人のせいではないとわかっているのですが、怒りの矛先をどこに向けていいかわからなくなってしまっているため、そのように言うこともあります。

私たちは、原因と責任を自分あるいは自分以外の誰かに押し付ける傾向があります。

そして、課題を分離できないがゆえに、パニックに陥ってしまうのです。

自分にできること、そして誰かにできることは限られています。
ですので、誰かや自分を責めてしまうのもときにはいいのですが、そればかりでは、苦しくなる一方です。

助けを出す

当たり前のことかもしれませんが、自分にはできること、できないことがあります。そして、できたこと、できなかったことも当然あります。

そのとき、その瞬間の選択はおそらく最善だったはずです。
過去何回戻ったとしても、結果は変わりません。

おそらくそのときの私たちは、その選択肢を選んだのだと思います。

大事なのは自分にはそのときできることの最善を尽くしたと理解すること、そして自分にはできないことを誰かに助けを出すということです。

「身内が自殺した」と誰にも言えない、と思われる方もいるかもしれませんが、助けてくれる人は必ずいます。

一緒に泣くことも、一緒に笑うことも誰かと一緒だからできることなのです。

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hajime

1989年生まれ。大阪育ち。大阪在住。大阪市立大学経済学部卒業。 小学校1年のときに、父親の自死、18歳の頃にパニック障害、突発性難聴を発症。23歳の頃には対人恐怖症、うつ病、自殺未遂を経験。以降「命とは何か?人生とは何か?」を考えるようになり、その答えを探すべく、スピリチュアルヒーリング、NLP、EFT、その他心理学、哲学を学び始める。2014年9月「悲しみから立ち直ることは必ずできる」というコンセプトのもと、自死遺族専門カウンセリングルームBESTLIFEを立ち上げ、述べ500名の方の心のケアを行ってきた。 優しい語り口と、豊富な知識から癒やしをわかりやすく体系化した独自のカウンセリングメソッドに定評がある。

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