今、ここ、この瞬間を感じることがグリーフケア

 

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1989年生まれ。大阪育ち。大阪在住。大阪市立大学経済学部卒業。 小学校1年のときに、父親の自死、18歳の頃にパニック障害、突発性難聴を発症。23歳の頃には対人恐怖症、うつ病、自殺未遂を経験。以降「命とは何か?人生とは何か?」を考えるようになり、その答えを探すべく、スピリチュアルヒーリング、NLP、EFT、その他心理学、哲学を学び始める。2014年9月「悲しみから立ち直ることは必ずできる」というコンセプトのもと、自死遺族専門カウンセリングルームBESTLIFEを立ち上げ、述べ500名の方の心のケアを行ってきた。 優しい語り口と、豊富な知識から癒やしをわかりやすく体系化した独自のカウンセリングメソッドに定評がある。

こんにちは。
自死遺族専門カウンセラーの向井はじめです。

大切な人の死によって、もたらされる苦痛。
この苦痛を解放するのがグリーフケアです。

自死という経験を今、この瞬間に活かすことこそがグリーフケアだと僕は思っています。

今日は、「大切な人の自死を経験後の快復の過程」というテーマでお話しします。

カウンセリングの意義

大切な人の死を経験すると、現実を受け入れることができなくなる方も中にはいらっしゃいます。

“自死”という出来事と、”死”という出来事、この2つを受け入れなければ、快復することはできません。

ただ、出来事に関する受け入れ方は人の数ほどあります。
なぜなら、「受け入れる」という言葉の意味は人それぞれ違うからです。

当カウンセリングルームでは、受け入れるとは次のように定義します。

「心身の全体的健康の快復であり、それを通じて生き方が変わり、成長すること」

これがカウンセリングをする意義です。
カウンセリングというと、精神的に参っている方が受けるイメージがありますが、そうではありません。

生き方が変わり、意識が成長することがカウンセリングの意義なのです。

関係性の再構築

心の健康の快復のためには、関係性の再構築が必要です。
関係性は次の3つの関係性が必要です。

1.自分自身との関係の再構築
2.遺族との関係の再構築
3.社会との関係の再構築

その中でも特に「1.自分自身との関係の再構築」がとても重要です。

今、ここ、この瞬間

大切な人の自死を経験すると、今までの自分の価値観が崩れ去り、アイデンティティが希薄になってしまいます。

そのため、過去にとらわれ、未来を憂いて、心はどんどん沈んでいく一方です。

過去は、もう変えることはできません。
なかったことにはできないのです。

ですので、これからどう生きていくのか?
残された私たちが、自死をどのように受け取り、どう生きていくかは私たちにかかっているのです。

そのために、まず、私と私の関係性を再構築するがとても重要なのです。

私と私の関係性を取り戻すには、今を生きることなのです。

苦しみの度合いは、自分がどれくらい「今、この瞬間」に抵抗しているかに比例します。

過去でもなく、未来でもなく今と生きることです。

時間は、過去も未来もありません。
永遠に「今」この一瞬しかないのです。

この「今」を感じることで、私と私の関係性を再構築することができるのです。

過去の私を置いてけぼりに今だけが過ぎるので苦しいのです。
過去に生きることは苦しいです。

「今」を生きることで、「心身の全体的健康の快復であり、それを通じて生き方が変わり、成長すること」ができるようになるのです。

 

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1989年生まれ。大阪育ち。大阪在住。大阪市立大学経済学部卒業。 小学校1年のときに、父親の自死、18歳の頃にパニック障害、突発性難聴を発症。23歳の頃には対人恐怖症、うつ病、自殺未遂を経験。以降「命とは何か?人生とは何か?」を考えるようになり、その答えを探すべく、スピリチュアルヒーリング、NLP、EFT、その他心理学、哲学を学び始める。2014年9月「悲しみから立ち直ることは必ずできる」というコンセプトのもと、自死遺族専門カウンセリングルームBESTLIFEを立ち上げ、述べ500名の方の心のケアを行ってきた。 優しい語り口と、豊富な知識から癒やしをわかりやすく体系化した独自のカウンセリングメソッドに定評がある。
 

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